2012年12月6日
日本に帰国する五日前、帰国前にオーロラを見ておきたいと思い、私はスバルバード諸島のロングヤービエンという町までやってきていました。この町は世界で最も北に位置するいわば世界の果てです。冬の時期は昼の光が差さない「極夜」で逆に夏の時期は日の沈まない「白夜」となる非常に特殊な環境にある土地です。そんな土地でも子供たちは元気に雪合戦をして遊んでいて、とても微笑ましかったです。
空港から町までは有料のシャトルバスが走っていて、約5分で町のメインストリートまで行けます。
メインストリート。
中央にあるのは炭鉱夫の銅像
土産物屋。
ホッキョクグマのグッズなどがそろっていました
スーパーマーケット。
食材だけでなく日用品やTVゲームも売ってました。
町のメインストリートには土産物屋やスーパー、雑貨店など、生活に必要な店がここに集中して立ち並んでいました。スーパーは思った以上に品ぞろえが豊富で、新鮮な野菜や魚、肉などが取り揃えられていました。興味を引いたのはトナカイの肉で作ったサラミで、ノルウェーではクリスマス用の食材としてポピュラーだそうです。味見させていただきましたが、すこしクセがあって好みが分かれそうな味でした。さて、肝心のオーロラ観測なんですが・・・・なんと私が到着してから曇り始めて空がほとんど見えない状態となってしまい、観測できる可能性は限りなくゼロに近い状態でした。
実は私はオーロラを見る以外に何の予定も立てていなかったのですることがなくなり、そこでバーに行って食事をすることにしました。
前菜のサラダです。
写真では見えにくいですがブラックペッパーとヘラジカの肉がのっています
マッシュポテトにトナカイとヘラジカのベーコン。
その上にベイクドオニオンがのっています。
両方に使われていたヘラジカやトナカイの肉は少しクセがあり、独特の風味が鼻を抜けていきます。クジラと少し似ているかもしれません。好き嫌いが別れますね。オニオンはちょうどいい歯ごたえが残っていてかつ甘みがあってすごくおいしかったですね。しかしこの二品とビールでお会計3500円は少々痛い・・・・。
腹ごしらえを済ませてから町を散策していくことにしました。時間は昼の3時過ぎなのですが極夜のため真っ暗なままです。けれど町明りがぽつぽつと灯っているその光景はどこか幻想的できれいなものでした。またその明りでうっすらと町の背後にそびえたつ山の輪郭が見えてきます。山はかなり高く、目が慣れてきて全体を認識できたとき、その大きさに一瞬恐怖を覚えます。
時間の都合上、一泊二日しかできず犬ぞりや氷の洞窟ツアーなどは参加できませんでしたが、そこに住む人に出会い、話を聞くことができただけでも非常に貴重な体験であったと思います。
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